救出
ジメジメとした暑さが襲い掛かってる毎日、去年までよく外で仕事してたなぁと思う今日この頃。
昼休みに差し掛かってきた時間に軽トラックに乗ったおじいさんが来店されました。
お客「忙しいとこ悪いばって、ちょっと子猫ばだしてくれんかのう」
おいら「子猫?」
客「車ん下に入り込んで出てこんくなったったい」
お「どのへんですか?」
客「(鏡とライトを出して、フロントバンパーの下あたりを覗く)この辺におるはずなんじゃけど・・さっきまで鳴きよったとばってねー」
お「(一緒に覗くと、毛が見えた)まだ生きてますよね・・?」
客「さっきまで鳴きよったけん大丈夫たあ思うばって、あんまり時間の経つと弱るかもしれんけんはよ出してやりたかったい」
お「わかりました。ちょっとバンパー外してみましょうね」
そういうわけでとりあえずバンパーを外してみる。と、同時に子猫が飛び出してきて再び別のところから車の下へ。しかも手の届きにくい狭いところへ。
そこから大の大人4人で子猫救出大作戦。
棒でつついてみたり、ライトで照らしてみたり。
格闘すること40分、昼休みも終わりに近づいた頃、無事に救出することができました。
おじいちゃんも含めて5人で歓声が上がりました。
結局、昼休みのほとんどの時間を救出にとられた訳ですが、無事に救出できてめでたしめでたし。